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築地の場外市場に19日、水産物や青果の仲卸55店が入る「築地魚河岸」がオープン



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 市場が移転しても築地ブランドの継承を――。

 東京都中央区築地の場外市場に19日、水産物や青果の仲卸55店が入る「築地魚河岸」がオープンし、朝から多くの買い物客でにぎわった。

 各店舗の軒先には色とりどりの魚や野菜、果物が並び、威勢のいいかけ声が飛び交う。タコと大根を買ったという練馬区のカメラマン(40)は、「目をひく食品ばかりでついつい買ってしまった。市場内の店より敷居が低くて利用しやすい」と話した。

 築地魚河岸は、市場が豊洲に移っても築地の活気が失われないようにするため、中央区が新鮮な食品を提供する場として約35億円かけて建設した。午前5時~午前9時が主に業務用の顧客向けで、午前9時~午後3時は一般の人も買い物できる。2棟からなり、延べ床面積は計7400平方メートルで、飲食店やイベントスペースも設けられている。

 主に市場内の仲卸店から希望者を募り、入居者を選定した。しかし、市場の移転は延期され、入居店の多くは市場内に店を構えたまま出店することを余儀なくされている。

 鮮魚の老舗仲卸「京富」は、築地の伝統を残すことに加え、多くの得意先から寄せられた「豊洲は遠くて仕事に支障が出る」との声を重く受け止め、出店を決めた。市場内の店舗は主にプロの買い出し人が利用するため、築地魚河岸では一般客も買いやすい商品を加えるなど工夫している。従業員の一人は「移転問題が長引くと、一般客向けの店というイメージが定着して一番大切なプロの人が来なくなるのが怖い」と漏らした。



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